2021. 12. 29. 03:38ㆍTDR21V - 小説・Japanese novelized
「うぷぷ~結局死んじゃったね!残念ながらよ~カケミズくん~」
モノクマは死んだカケミズくんの死体に唾を飛ばしながらしゃべった。本当に唾は出なかったけど。
「ま、一応殺人が起きたから僕も役目をしなきゃね。」
そういいながらあいつはどこからプラスチックフォルダーを取り出し、死体の近所に置いた。
「では、これから”捜査”と“学級裁判”について説明するからちゃんと聞いてね。」
「捜査…」
「結局やるんすか。学級裁判ってことを。」
「お前からはこれから、今起きた殺人事件について精一杯調べてもらいます。証拠になるものも、ではないものも。何もかも探してきましょう。そして、先地面に置いたこのフォルダーは”モノクマファイル”と言って、事件の被害者たちの簡単な情報を集めてみたから、暇あったら見てね。
続いて学級裁判の説明です。入学式の時言ったとおり、お前らの中のクロを探さなければなりません。3時間ぐらい討論して、最終的に投票し、得票数が最も多かった人がクロとして選ばれますが、もし間違った人を選んだら、皆さん全員お仕置きされ、クロは卒業。当たったらクロだけがお仕置きされます。以上です、ではみんな頑張ってね~」
そういったモノクマは堂々と体育館の外に歩いて出て行った。
「それはともかく、この中から推理が苦手な人はいる?」
エドガワさんが問うと、マモリくん、ダンケルクくん、ナガサキが手を挙げた。
「じゃいきなりすまないが、三人は死体の周りを監視してもらっていいかな。誰かが死体を操作しちまうかもしれないからね。」
「了解!寂しそうだから守ってあげんや!」
「任せてください。」
その提案に賛成した三人は死体のそばに歩いて行った。
「僕もこれから、捜査を始めようか。」
捜査開始
まず死体から調査したほうがいいだろう。
ナガサキに許可をもらい,死体に近づいた. まず隣のモノクマファイルを確認してみることにした。
<モノクマファイル No.1
名前:掛水頂上
死因:???
遺体発見現場:1Fの体育館
死亡推定時刻:午前4時
特異事項:死体全体に水気が染み込んでいる。
彼の基本的な情報,人物写真,その他事件に必要な情報が含まれていた.
「でも死因がわからないなんて、なぜだろう。」
「それこそ犯人のやつが隠したいもんじゃないか?ばれたら正体が暴かれ、処刑されるからさ。」
コトダマ獲得
:モノクマファイルNo.1
:死体発見状況
「なるほど。犯人が隠したいことか。」
死体を確認したら髪の毛から全身まで水気があった。しかしなぜか、彼がかけたコートだけは乾いていた。
これだけは非常に怪しい。
コトダマ獲得
:濡れていないコート
もっと調べることはないか調査していた途中、死体の手の甲のところに青いあざの跡があった。
「これは、あざか?生きていた時にできたものかはわからないな。」
コトダマ獲得
:手の甲のあざ跡
ほかに気になることはなかった。死体から得られる情報はこれまでか、では。
「したい全身をびしょびしょにできるところを探してみよう。」
水でぬらせるところは極めて限定されている。個室のシャワー室、食堂台所の流し台、洗濯室、そしてトイレ。
トイレと台所はまずしたい全体を濡らせる大きさにならないため論外。洗濯室の洗濯機で死体を濡らせるかはわからない。しかし可能性は十分にあるはずだ。
「洗濯室とカケミズくんの個室を調べてみようか。」
二つ全部寄宿氏にあるから、もっと近い洗濯室に行ったほうがいいだろう。そう思って洗濯室に行こうとしたら。
「あのさ、よかったらあんたと一緒に行っていいかな。」
「エドガワさん?」
「先からずっと見ていたけど、ほかのやつらよりうまくやってると思ってね。あんたさえよければついていきたいけど。」
「いいの?エドガワさんは探偵だし、一人でもうまくいけるんじゃない?」
「もちろん私一人でも大丈夫だけど、調査中でもどんなことが起こるかわかんないでしょ?だから、使ってやる夫人さんが必要だってわけさ。」
だから、僕をいけにえにして自分だけ逃げ出すってこと?
さすが超高校級!僕にできないことを平然とやってる!そこにしびれる、憧れるっ!
「わかったよ、じゃ行こう。とりあえず洗濯室を調べたいから、寄宿舎のほうへ行こう。」
そうやって数分、洗濯室について調査を始めた。
「やはりCCTVの記録を見るのって無理だろうな。」
「CCTV?」
「したい全体を濡らせる場所はここの洗濯室とシャワー室だけだ。洗濯室なら、ちょっとグロテスクだが洗濯機に入れたまま起動させただろう。死体の手の甲にあったあざ跡が死んだ後にできたのなら、それは洗濯機の中で転がりながら残残とぶつかってできた傷だと考えられる。」
「それを確かめるために洗濯室のCCTVを確認するってことか。だったらあんたの言うとおり、モノクマは見せないだろうね。本当だったら学級裁判をやる必要もなくなるから。」
すぐに推理を理解してくれたエドガワさんは急いで洗濯機を調べた。 青いあざができるほどぶつかっていたら、それだけ洗濯機にも跡が残っていただろう。
だが、いくら調べてみてもそんな痕跡は見えなかった。
「……どうやらここは違うようだ。」
「じゃあ、個室に行ってみよう。 カケミズくんの個室を調べてみたら何か出てくるかもしれない。」
コトダマ獲得
:洗濯機
続いてカケミズくんの個室に入ってみた。 ドアが開いていることから,彼は外へ出る途中で殺されたと推定される.
「このメモ以外は別に気になるものはない。 内容は見てないがどうやら昨日配った同期みたい。"
「動機…」
先日モノクマが「殺人が起きるまで動機の内容を共有してはならない」という言葉が思い浮かんだ。
「一回…見ようか?」
「……そう」
つばを一度飲み込んで、同期のメモを開けてみた。
その内容は···。
”君だけが唯一の希望だ”
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